農業

2013年12月1日

農業を始めたい方へ

新しく農業を始めるということは、あなたが従業員にも経営者にもなるということです。
農業経営や安定的な生活を維持していくためには、本人が十分考え、納得したうえで農業を始める(就農する)ことが重要です。
しかし、初めて農業を始めようと思っても、なにから始めたらいいか分からないことも当然多いはず。
大崎上島町では、産業観光課が新規就農窓口を担当しています。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ:大崎上島町産業観光課(農林水産係) TEL 0846-65-3123

 

農業を始めるためのステップ

  1. 経営像をえがく
  2. 就農計画・営農計画をつくる
  3. 農業技術を身につける
  4. 農地・農業施設を用意する

 

1.経営像をえがく

仕事として農業を始める方の目的は、ただ単に「就農すること」ではなく、「農業で生活すること」。
就農のためのプランだけでなく、どのような農業経営を行っていくかという経営ビジョンについても同様に考えていくことが大切です。
自らの夢、用意できる資金、労働力など、いろいろなことを考慮しながら具体的に計画してみましょう。

 

(1)作物を決める

農業と一口に言っても、実際に行われている農業は多種多様です。
「耕種農業」
土地を利用して作物を育てる。
米や麦、大豆などの穀物、野菜のほか、かんきつ、花などのたくさんの作物があります。
「畜産」
家畜を育てて肉や乳などを生産する。
大崎上島町の場合は、「畜産」はなく「耕種農業」のみ行われています。

 

大崎上島町では、温州ミカンやレモン等の中晩柑類をはじめ、かんきつ栽培や、施設を利用したトマト栽培が盛んに行われています。

 

(2)方法を選ぶ

農業のしかた(農法)は主に3つあります。

  1. 慣行農業
    化学肥料や農薬などを使って行う通常の栽培方法
  2. 減農薬・減化学肥料栽培
    慣行農業よりも農薬などを一定の割合以上に減らして栽培する方法
  3. 有機農業
    農薬も化学肥料も全く使用しない栽培方法

 

さらに、野菜やかんきつの場合、「露地栽培」にするか、「施設栽培(ハウス)」にするかを検討する必要があります。
どんな農業をやりたいのか、自分の経営ビジョンと現実の能力などをしっかりと見極めつつ農法を選びましょう。

 

(3)家族の同意

就農の際の心の支えとなるのが、家族の応援です。
家族の同意と理解があるか、その上で家族の協力を得られるかどうかは、新規就農がうまくいくかどうかの大きなポイントの1つです。
就農候補地がある程度絞られてきたら、家族も一緒に現地を訪れ、理解を深めてもらうよう努めましょう。これは一緒に農業を始める家族だけでなく、別居している両親などにもあてはまります。
「農業を始めること」への良き理解者となってもらい、応援をお願いしましょう。

 

2.就農計画・営農計画をつくる

「就農計画」

就農に至るまでの具体的な計画書のことです。
どんな作物をつくるのか、どこで農業を始めるのか、いつどこで技術を習得するのかなどを書き込みます。
主な内容:将来の農業経営の構想、就農時・就農3年後の目標、研修計画、経営開始計画、資金計画など
「就農計画」を提出して、県知事から「認定農業者」として認められると、有利な融資などを受けることができるようになります。
大崎上島町では、『大崎上島地域プロジェクト計画』により、広島県西部農業技術指導所の担当者によるきめ細かいサポート体制を受けることができます。

 

「営農計画」

実際に農業を営むための経営に関する計画書です。
作目の選定から農地面積や労働力予測、販売計画や資金計画などを書き込みます。
生産物の出荷量を想定し、販売方法を検討し、販売ルートを見つけるなど、収入を実際に得る方法を見つけ出していきます。
資金力や技術を考慮して、無理の無い計画を立てましょう。
大崎上島町では、「就農計画」同様、『大崎上島地域プロジェクト計画』により、広島県西部農業技術指導所の担当者によるきめ細かいサポート体制を受けることができます。

 

せっかく農業を始めたものの、途中で続けられなくなったということがないよう、「就農計画」と「営農計画」、それに生活の見通しなどをからませ、入念に計画を立てましょう。

 

3.農業技術を身につける

家庭菜園で自分が食べるものを作るのと、プロとして商品となる作物を栽培するのとでは、必要な農業技術が全く異なります。
農家として自立して行くためには、確かな農業技術を身につけることが重要です。

 

知識・技術の習得方法

  1. 現地の仕事をしながら農業を学ぶ。
  2. 先進農家(農業法人、認定農業者等)で研修する。
  3. 農業協同組合(農協)が開催している農業塾に参加する。
  4. 農家出身者の場合、西部農業技術指導所の普及員の指導のもと、自宅で研修する。

 

これらの研修制度から自分の事情や目的に合ったものを選び、適当な内容を組み合わせると良いでしょう。
また、農業法人に就職して農業技術を学ぶ方法もあります。
実際には、農家として独立した後に、自分で農業経営に責任を持つようになって初めて、農業技術や経営技術が身につくとも言われています。
「自分自身が実践する」ということを心がけて研修に取り組みましょう。

 

4.農地・農業施設を用意する

(1)農地を見つける

新たに農業を始めるには、農地を買うか、あるいは借りるかしなければなりません。
最近は借りるのが主流となっています。農地の貸借は、農地の持ち主と借り手の合意で成立します。しかし、持ち主の農地への思いが強く、「地元のしきたりをよく知る、信頼できる人にしか貸したくない」というケースもみられます。
実際に空き農地があっても、新規就農者が条件に見合う農地を見つけることは容易なことではありません。
「相手をよく知ってから貸したい」という持ち主もいるので、まず希望する地域で信頼関係を築くことが農地確保の近道かもしれません。
農地の確保については、一般的な土地取引のルールに加えて、農地法などの要件を満たす必要もあります。
大崎上島町農業委員会がその相談事務をおこなっていますので、相談してみましょう。

お問い合わせ:大崎上島町農業委員会 TEL 0846-65-3123

 

(2)機械・設備を用意する

営農を始めるには、農業で生計を立てられる規模の営農施設や農機具が不可欠です。
しかし、それには多額の資金が必要になります。
できるだけ自己資金を用意し、借金は最低限に抑えることが望ましいでしょう。

お問い合わせ

地域経営課
電話:0846-65-3123
ファクシミリ:0846-65-3198